『リフィルの編集』




住所録は、「マクロ文字」を使うことで新たなデザインのリフィルを作成できます。(標準の住所録リフィルはそのままです)



「新規」か「編集」ボタンで開始します。



リフィル名の入力
画面最上部に任意のリフィル名を入力します。

補助
候補エリアは、サンプルをリフィルマクロ編集エリアに転送する入力補助機能です。
「氏名、生年月日」等のカテゴリを選択後、下部のリストをダブルクリックするとリフィルマクロ入力エリアのカーソル位置に転送します。

リフィルマクロ(編集エリア)
編集エリアにマクロ文字を含む文字を入力します。
編集エリアの1行が実際のリフィルの1行になっています。
リフィルの行数は40行固定なのでその範囲内で入力してください。

入力できる文字
マクロには「定数」と「変数」があります。定数は、表示色、下線種類、フォント種類やIF分岐文などがあります。変数とは、入力した住所録データのことです。またマクロ以外の文字は、そのまま表示します。
以下に、マクロ文字列を列記します。同梱のサンプルテキストファイル(.mac)と合わせて参照していただきますとより一層ご理解いただけると思います。サンプルの説明は、下記にあります。

マクロ文字

『定数一覧』
先頭に必ず「$」を付けます。後ろに続く定数は半角大文字のみ有効です。
有効範囲は該当行のみです。改行すると既定値に戻るので既定値以外は繰り返し定義する必要があります。

$UNDERLINE  実線下線。
$UNDERDOTLINE  点線下線。
$NORMALFONT  以降の文字をノーマルフォントで表示します。(既定値)
$BOLDFONT  以降の文字をボールドフォントで表示します。
$ITALICFONT  以降の文字をイタリックフォントで表示します。
$STRINGSIZEan  以降の文字サイズを設定します。
    a=[+][-]
    n=0〜5

$RGBrrggbb   以降の文字色や下線色を16進数で設定します。(既定値は000000=黒)
    rr=赤 00〜FF(0〜255)
    gg=緑 00〜FF(0〜255)
    bb=青 00〜FF(0〜255)
    例 文字を青くする場合は$RGB0000FF

$BGCrrggbb   対象行の背景色を指定します。
    rr=赤 00〜FF(0〜255)
    gg=緑 00〜FF(0〜255)
    bb=青 00〜FF(0〜255)
    例 淡い青にする場合は$BGCC0C0FF

$LISTnn   1ページに表示するデータ数。nn=00〜30(2桁必須)。
    このマクロまでの行をnn回繰り返します。

$LINESn   以降の変数を結合した後、行分割表示します。
    n=分割する行数0〜9
    住所など1行に表示しきれない変数に使用します。

$IMAGERIGHT  写真をページの右側に表示します。(既定値)
    写真の表示サイズは縦=9行分、横=ページの半分の固定です。
    位置、サイズの微調整は出来ません。
  例 $IMAGERIGHT%photo

$IMAGELEFT  写真をページの左側に表示します。
    写真の表示サイズは縦=9行分、横=ページの半分の固定です。
    位置、サイズの微調整は出来ません。
  例 $IMAGERIGHT%photo

$IF%変数   直後の%変数の真偽(入力有無)を判定後、真の場合は$ELSEか$ENDIFまで、
    偽の場合は$ELSEから$ENDIFまでのマクロを実行します。
    1行に複数の$IFを入力することは可能ですが、ネストは出来ません。
    生年月日の判定は、%bgengoを使用してください。

$ELSE   $IFマクロと対で使用します。偽の場合のマクロを入力しない場合は、省略できます。

$ENDIF   $IFマクロと対で使用します。省略できます。

;(セミコロン)    コメントです。以降の入力文字は、無視します。行の先頭の場合は、行としてカウントしません。

『変数一覧』
先頭に必ず%を付けます。小文字のみ有効です。
入力した住所録データを表示する変数マクロです。

%%    %の文字を表示します。
    %は変数マクロを認識するための文字なので特別に用意しました。
%$    $の文字を表示します。
    $は定数マクロを認識するための文字なので特別に用意しました。
%;    ;の文字を表示します。
    ;はコメントを認識するための文字なので特別に用意しました。
%name   氏名。
%kana    フリガナ。
%bgengo   生年月日の元号(明治、大正、昭和、平成)。
%byear   生年月日の西暦年(4桁)。
%bnen    生年月日の和暦年。
%bmonth   生年月日の月。
%bday    生年月日の日。
%post    郵便番号。
%address   住所。
%building   建物名。
%tel    電話番号。
%fax    FAX番号。
%poketbell   ポケベル番号。
%keitai   携帯電話番号。
%email   Eメール。
%www    WWWアドレス。
%memo   メモ。
%photo   写真。1セクションに1回しか入力できません。
%cname   会社名。
%cpost   会社郵便番号。
%caddress   会社住所。
%cbuilding   会社建物名。
%csect   会社所属。
%cposition   会社役職。
%ctel    会社電話番号。
%cfax    会社FAX番号。
%fname1〜%fname5 家族1から5の名前。
%fbgengo1〜%fbgengo5 家族1から5の生年月日の元号(明治、大正、昭和、平成)。
%fbyear1〜%fbyear5 家族1から5の生年月日の西暦年(4桁)。
%fbnen1〜%fbnen5  家族1から5の生年月日の和暦年。
%fbmonth1〜%fbmonth5 家族1から5の生年月日の月。
%fbday1〜%fbday5  家族1から5の生年月日の日。
%fmemo1〜%fmemo5 家族1から5のメモ。
%fconnect1〜%fconnect5 家族1から5の続柄。

作成例

ここから---------------------------------
;Teamwindスケジュール管理手帳
;住所録サンプルマクロ1
;
$UNDERLINE
%photo
$BGCC0C0FF$UNDERLINE$RGB0000FF$ITALICFONTName
 %kana
 %name

$BGCC0C0FF$UNDERLINE$RGB0000FF$ITALICFONTBirth
;生年月日が入力されている場合に表示します
 $IF%bgengo%byear年%bmonth月%bday日$ENDIF


$BGCC0C0FF$UNDERLINE$RGB0000FF$ITALICFONTAddress
$UNDERDOTLINE〒 %post
 $UNDERDOTLINE$LINES3%address%building

$BGCC0C0FF$UNDERLINE$RGB0000FF$ITALICFONTTel&Email
 $UNDERDOTLINE%tel
 $UNDERDOTLINE%email

$BGCC0C0FF$UNDERLINE$RGB0000FF$ITALICFONTOffice
 $UNDERDOTLINE%cname
 $UNDERDOTLINE〒 %cpost
 $UNDERDOTLINE$LINES3%caddress%cbuilding
$BGCC0C0FF$UNDERLINE$RGB0000FF$ITALICFONTOffice Tel&fax
 $UNDERDOTLINE%ctel
 $UNDERDOTLINE%cfax

$BGCC0C0FF$UNDERLINE$RGB0000FF$ITALICFONTOffice Email&url
 $UNDERDOTLINE%cemail
 $UNDERDOTLINE%cwww

$BGCFFC0C0$UNDERLINE$RGB0000FF$ITALICFONTMemo
 $UNDERDOTLINE$LINES3%memo

$UNDERLINE
ここまで ↓結果---------------------------------